メディア掲載 これまでメディアに掲載された活動を紹介します 朗読パフォーマー 現代短歌 歌人 北久保まりこ

北久保まりこ プロフィール

北久保まりこ

東京都生まれ
東京都三鷹市在住
日本文藝家協会会員
日本PENクラブ会員
現代歌人協会会員
日本歌人クラブ会員
心の花会員
Tanka Online Project
Tanka Society of America

和英短歌朗読15周年記念動画
新作英文短歌

北久保まりこ

当サイトはリンクフリーです。
左のバナーをご利用下さい。

歌人  北久保まりこ
メディア掲載

ネットマガジン Under the Basho(2020)に、私と俳人Deborah P. Kolodji氏とで作りました短歌と俳句の連作『Distance 2020』が掲載されました。

カリフォルニアと東京に住む親しい俳人と歌人が、地球全地域を襲うコロナ危機を生きながら、共に詩った一連をお読み頂けましたら幸いです。

>>Under the Basho(2020)掲載ページに移動する

下の画像をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

Under_the_Basho_2020.jpg

2020年05月17日(日)

20200515_Uta_Shinbun.jpg

『うた新聞』5月号 第98号 読者自選一首のページに 下記の歌をご掲載下さいました。

紀元前よりここに在る石畳
鵲が何か啄んでゐる

 

2020年05月17日(日)

サイト Poets Salon, Colorado Boulevardに私の短歌と小文が掲載されました。宜しければどうぞお立ち寄り下さいませ。

Colorado Boulevard.net20200312_colorado_boureverd-min.jpg

2020年03月12日(木)

心の花 2月号 「佐佐木幸綱の一首」をご掲載頂き、また思いがけず「今月の15首」にもお選び下さいまして 大変光栄に存じます。
ありがとうございました。

20200206_01-min.jpg

掲載記事をクリックすると大きな画面でご覧になれます。

20200206_02-min.jpg

心の花「佐佐木幸綱の一首」2020二月号

歌集『旅人』より

未(いま)だ地の動かざる世に研(みが)かれしまろみやさしき凸レンズかな

 一人旅が好きで、旅の歌も大好きである。赴いたことがある地ならば、思い出を辿りながら鑑賞でき、まだ見ぬ地ならば、想像のキャンバスに向かう無限の愉しみがある。かつて、「行ったことのある人にしか理解できないから旅の歌は駄目だ」という意見を聞いたことがあるが、決してそんなことは無い。
 馴染みのカフェで歌集『旅人』を開くと、心は東京・武蔵野から、見知らぬ国オランダのライン川沿いの都市へと飛んだ。
 掲出歌は、先生が早稲田大学在外研究員として、ライデン大学に在籍中の、一九九二年から九三年の間に詠まれた一首。ライデン科学博物館所蔵の凸レンズの歌である。
 時は天動説の時代「未だ地の動かざる世」まで遡る。詠いだしから一気に攫われてしまった。うっすらと鳥肌立つような感覚とともに脳裏を過るのは、彫刻のアリストテレス、横目のコペルニクス、気難し気なガリレオの顎鬚。それに、なぜか顔が描かれた地球を、ど真ん中に配した天文図の記憶までが蘇る。注文したカフェラテが来るころには、六百年以上もの過去へ旅立ったまま、暫く彷徨っていたい気分になっていた。
 異国で出会った上質なワインを楽しむように、旧い歴史の中に紛れ込んだ錯覚に酔う。臆することなく「凸レンズ」を覗くと、みえてきたのは当時の学者や職工の並々ならぬ努力と苦労。完成した暁には、拡大して映しだされた像を目の当たりにし、手を取り合って歓喜する人々。新しい発明や発見に心躍るのは、いつの世も同じである。
 「まろみやさしき」の形容が、精密な研磨機材が無かったころの、人の手の温もりを思わせ、柔らかく胸に落ち着く。
 掲出歌の二首あとに歌集に収められている歌を、ここで引いておきたい。
・見えざる星あるを信じし眼を思うはつなつのこのライデンの空
 時代がすすみ、やがて地動説が唱えられる。そして、こうした「レンズ」の組み合わせから、ヒトは天体観測が出来るようになり、己の小さな存在を認識するに至る。
 現代までに一体どれほどのウロコが、人類の目から剥がれ落ちたことだろう。
 私は今銀河の隅で、遥かな昔から丹念に積み重ねられてきた時間の延長線上にいる。宇宙からみれば、ほんの一瞬でしかないその歩みの中の、数多な災いを含む出来事には、未来へ繋がる大切な意味があったと思いたい。
 陽だまりのテラスで、お気に入りのリーディンググラスを置くと、顔見知りの店員がコーヒーのお代わりを持ってきた。家族連れで賑わう、師走初めの午後であった。

北久保まりこ

20200206_04-min.jpg

20200206_05-min.jpg

 

2020年02月07日(金)

「脱原発社会をめざす文学者の会」(代表 加賀乙彦氏)でご一緒の天瀬裕康氏による編著『SF詩群』に会のお仲間と共にご掲載頂き、光栄に存じます。
天瀬様ありがとうございました。

201911_SF_Shigun-min.jpg

201911_SF_Shigun_02-min.jpg

《碑前祭の夜》

薄墨の雪輪の柄が滲みをり冷えしんしんと碑前祭の夜

地に沁みみし空に吸はれし苦しみを昇らしめむと心をひらく

一字一字命与へぬ 魂の朗読われに常に精進

2019年11月20日(水)

英国俳句ソサエティが、5月31日から6月2日まで開催された国際俳句カンファレンスのレポートをウェブサイトにアップしました。

初日の最終演目として私が行いました和英短歌朗読についてもご紹介いただいています。どうぞご覧ください。

The British Haiku Society International Haiku Conference 2019 のウェブページはこちら。

20190827_BritishHaikuSociety_web.jpg

2019年08月27日(火)

Colorado Boulevard.netのPoets Salonテーマ『Dreaming Cats』に私の小文と英文短歌が愛猫の写真とともに掲載されました。

20190722_coloradoboulevard_net.jpg

 

2018_10_10_Colorado_Boulevard_net_logo.jpg

2019年07月22日(月)

先日、日本PENクラブ 環境委員会で赴いた福島の報告記事が脱原発社会を目指す文学者の会会報に掲載されました。

『フクシマ Fukushima』


北久保まりこ

八年を遡るごと北上すかつては賑はひたりし村村
もともとは田んぼでしたと指をさす野つ原、灌木、風花ひとつ
ひとひらの風花だけが生きてゐるあれから割れたまんまのガラス
高線量示せる値アライグマ出没注意のわきに灯りぬ
帰還困難解除されたり目に見えぬ悪神棲むや大熊町に
観る人の亡き桜咲き桜散る富岡町の夜の森公園
アンパンマン、機関車トーマス、原子力二歳の声は朗らかなりき
麗しき言の葉のみを遺したし金の産毛の光れる耳に
山の端をのぼる朝霧うつしみの婆も閑かに消えなましものを
お蜜柑とのぞみ号背負つて帰りゆく小さき足跡のこす雪道

 

福島へは、事故後の2012年に現代歌人協会員として訪れて以来だった。

バスが北上するにつれ、道端に表示されるオレンジ色の線量値が上がっていく。人間とは情けないものだ。初めは驚いて視ていた数字に段々と驚かなくなって、窓際に座っているもう一人の自分がいた。

野生動物への注意を呼び掛ける看板が目に入る。アライグマだ。何だか長閑な感じのその脇に、橙色がまた灯る。
「元々は田んぼだったんです。」指差された先は茫漠とした荒野だった。

富岡町の夜の森公園には、今でも春ごとに見事な桜が咲くそうである。観る人もいない桜が、泣くように風に散る姿を思ったら、私まで泣きたくなった。

これまで私は、年老いたら山の端を音もなく昇ってゆく朝霧のように、消えるように居なくなりたい、などと漠然と思っていた。しかし、子や孫にこんな環境を遺して逝くのは、あまりにも無責任である。

原民喜は、自死する前年(1950年)暮れに、詩「家なき子のクリスマス」の中で、愚かしい人類の行く末をすでに予見していた。

二歳になった孫が、覚えたての言葉を嬉しそうに言う。私達や親達の世代にも、こんな幼い頃があったのだ。

ただかつては、思い描く未来の地平に核の脅威は無かったはずだ。

会報の掲載ページ抜粋

20190415_article.jpg

2019年04月04日(木)

フリーペーパーWendyのウェブサイト『Wendy-Net』の『Women』セクションに、2018年2月に掲載された私の記事がアップされています。ぜひご覧ください。

Wendy-Net (https://www.wendy-net.com/

バックナンバー 『歌人・朗読パフォーマー/北久保まりこ』

Wendy-Netで読む

(下の画像をクリックすると大きな画面でお読みになれます)

20190325_wendy-net-com-archive.jpg

フリーペーパーWendy 2018年2月号掲載記事は、こちらからご覧になれます。

 

2019年03月25日(月)

昨年11月名古屋にて行いました短歌朗読に関する記事が、『心の花』2月号に掲載になりました。

大変身にあまる内容でご報告下さいました田中徹尾氏(心の花会員)に心より御礼申し上げます。

20190213_01.jpg

 

20190213_02.jpg

 

掲載記事をクリックすると大きな画面でご覧になれます。

2019年02月14日(木)