歌人 北久保まりこ
お知らせ
PDT3月30日4pm(JDT3月31日8am) ~、 Kathabela Wilson氏主催のWednesday Poetry Zoom Meetingに参加致しました。 |
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Deborah P Kolodji氏を と共に編みました第23作目の連作を、彼女も知る青山霊園の桜並木の下で朗読出来、三年前にお連れした際の記憶が懐かしく蘇りました。 |
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天候にも恵まれ、皆様と満開の桜の時節の空気感と、脅かされる世界平和を題材にした作品を共有し、新たに思い出深い一日となりました。 |
2022年03月31日(木)
TSA(短歌ソサエティオブアメリカ)Ribbons 最新号 Winter 2022 Volume 18, Number 1に私の作品が掲載されました。
同誌 The Tanka Studio: Goodbyesには、Kathabela Wilson氏との連作"Waiting Here"を掲載していただきました。
2022年03月31日(木)
James Evert Jones 氏のZoom Poetryイベント.Spoken World Live にFeatured poet としてお招き頂きました。 コロナ禍を生き延び、戦乱の時代に直面する一歌人の思いを、自作の五本の和英短歌連作にのせて、朗読致しました。 五十余通もの熱いご感想が、其々の大陸から寄せられ、今『感謝』以外の言葉が見付かりません。 Zoomでの朗読は、コロナ状況下2年間に100回弱行って参りましたが、今回は主催者に「英語の部分しか解らない筈なのに、日本語のパフォーマンスで心情を揺さぶられた」と言って頂きました。 これは、対面での朗読時に常に私が心がけてきた〈自身が媒体となり、言語を超越する〉ことから得られる結果に他ならず、過去に幾度も頂いた有難いご感想でした。 魂から魂へ情感をダイレクトにお伝えでき、たいへん光栄でした。 James Evert Jones氏、そして参加されました 皆様、本当にありがとうございました。 画像で全ての多数のご参加者をご紹介しきれませんことをお詫び申し上げます。 |
朗読中、皆さまから寄せられたコメントの一部をご紹介いたします。
15:17:48 | Kathabela Wilson | Yay Mariko.... traveling the world to us! |
15:18:18 | maxianne berger | always love to see and hear you☺️ |
15:20:20 | maxianne berger | oh .. not a gourd .. |
15:21:41 | Phynne~Belle | Oh my goodness, I could imagine Mariko and Edith Blackbird performing together…⭐ |
15:22:57 | Akiko Yoshimura | Beautiful Mriko’s world、clear sound and |
15:23:29 | Phynne~Belle | The sensory experience here… |
15:23:47 | Kathabela Wilson | borders are invisible to the universe.... |
15:24:01 | Lynda V. E. Crawford | ^^^ |
15:24:02 | Kathabela Wilson | deep and powerful.... angeltalk |
15:25:24 | Phynne~Belle | …let me stay with you a little bit more… |
15:26:40 | Phynne~Belle | “…silhouette of death…” |
15:27:22 | Kathabela Wilson | powerful writing and feelings... |
15:27:37 | johnmacdonald | This is so inspiring and moving |
15:27:47 | Kathabela Wilson | love the couple of wings |
15:29:06 | Phynne~Belle | …loving the waiting time... |
15:29:56 | Phynne~Belle | …under the sky…like after my death |
15:30:12 | Kathabela Wilson | under the sky like our memorie…. |
15:30:25 | Carmen Durrani | From Carmen Durrani |
15:30:38 | Carmen Durrani | Very profund feelings expressed. ThaNKS |
15:31:36 | maxianne berger | love hearing the small songs in Japanese .. and the emotion in the voice |
15:31:54 | Phynne~Belle | …the night I escaped/from suicide… |
15:33:12 | Jeanne Nakano - El Camino College | thank you everyone for you wonderful comments. |
15:33:49 | Kat703679habela Wilson | love cherry blossoms... color me too..... and so powerfully placed in the sequence |
15:34:23 | Kris Kondo | touched so deeply thank you Mariko |
15:34:56 | Lynne Bronstein | This is a classic |
15:35:11 | Kathabela Wilson | I am lifted into the spring sky! |
15:35:43 | Kathabela Wilson | in the sky forever.... yes ,,,, your love for this is so clear... to be in flight |
15:35:55 | iPad carolyn fitz | Such a visual story…from your expressive poetry ❣️ thanks for your invite today… |
15:36:48 | Phynne~Belle | …where is God watching from… |
15:37:18 | David Lanoue | 凄い! amazing! ありがとうございました! |
15:37:26 | Roxanne de Freitas | I feel completely transported. Deep gratitude, Mariko. |
15:37:30 | maxianne berger | tahnk you, Mariko [applause] |
15:37:45 | Lawrence Berger | Amazing M ariko! |
15:37:47 | Phynne~Belle | What an amazing experience, Mariko!!!♥️♥️♥️ |
15:38:03 | Kathabela Wilson | yes, thank you for adding the tect! |
15:38:05 | Rose Hamilton | Thank you for that prayer. So beautiful and important in these days |
15:38:15 | Mary Belknap | I loved ‘you will and I will miss you” |
15:38:36 | Kathabela Wilson | Mariko you speaking did carry themselves.... very clearly and strongly |
15:39:14 | Rose Hamilton | Got a sense for the emotions and senses from the Japanese |
15:39:16 | Roxanne de Freitas | completely transcendental |
15:39:16 | Lynda V. E. Crawford | Mary, yes, that line “you will and I will miss you” is so compelling! |
15:39:29 | Marianne Szlyk | Again, so much in so few words. |
15:39:31 | Kathabela Wilson | wonderful James-- that you felt that-- the Japanese and the expressive poetry |
15:39:32 | Roxanne de Freitas | definitely felt that soul to soul |
15:39:42 | Roxanne de Freitas | Arigato Mariko |
15:39:55 | Kathabela Wilson | wonderful Mariko |
15:40:08 | jbewilk1@mac.com | beautiful reading, Mariko! |
15:40:56 | Lynda V. E. Crawford | Mariko, you transported us to a world somewhere out in the universe. So soothing and poignant ♥️ |
15:43:35 | Robin Wind-Faillace | Very enjoyable readings! Thank you everyone! |
15:45:25 | Phynne~Belle | True, true, and true. |
ライブ配信後、今回のイベントで朗読いたしました内容を改めて動画撮影いたしました。
動画のご視聴は、こちらから。
2022年03月16日(水)
James Evert Jones氏の朗読イベント"Spoken World Live"にご興味のある方は、私のウェブサイトお問合せフォームからご連絡ください。
オンラインイベントに関する情報を主催者から受領次第、お知らせいたします。
お問合せフォーム https://www.kitakubo.com/index.php/inquiry
短歌総合紙 うた新聞3月号にイベント情報が掲載されました。
いりの舎様、ありがとうございます。
2022年03月10日(木)
PST3月9日4:00pm(JST3月10日9:00am)~Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加し、Deborah P Kolodji氏と編みました最新の英短歌・英俳句連作を朗読致しました。 |
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皆様の多彩な表現にもふれ、豊かなひとときを過ごすことが出来、幸いでした。 皆さまありがとうございました。 |
2022年03月10日(木)
Deborah P Kolodji 氏と共に編み始めました英語俳句と英語短歌の連作が早くも22作目となり、その内から2作(Seedlings、Uncertain)が、オンライン誌Under the Basho に掲載になりました。
二年前、第一作目の''Distance2020''を取り上げ、掲載して下さったことが、懐かしく思い出されます。
本当にありがとうございました。
>> Under the Basho / "Seedlings"掲載ページに移動する
>> Under the Basho / "Uncertain"掲載ページに移動する
2022年03月09日(水)
Tanka Society of America Member's Anthology に作品をご掲載いただきました。
心より御礼申し上げます。
・パピルスに記されざりし真実の背景として空をゆく舟
(まりこ 『短歌研究』2021年7月号 連作「*砂迷宮」より、同じ発想による英短歌)
*自作短歌で綴った古代エジプト王暗殺の物語
2022年03月07日(月)
本日(2月25日)発売の角川書店『短歌』3月号にご依頼頂きました書評が掲載されました。
心より御礼申し上げます。
大津仁昭歌集 『天使の課題』書評
北久保まりこ
『天使の課題』は、二〇一八年春から二〇二一年春までの作品四百二首が収められた、大津仁昭の第八歌集である。
扉を開くと、現実の世界をはるかに超えた詩的な作品が、次々にあらわれた。
最終の輪廻の果てや初夏(はつなつ)の浜辺隣に誰の影ある
わが身にも未知の星雲渦巻きて夜ごと清(さや)かに流星放つ
筆者の意識は、いつしか滑らかな流体となり、幻想の宇宙へと引き込まれる。
陽光に家族並びぬ われ以外みな影もたず冥界も春
鏡から過去の人々あふれ来て冥界の裁きなどわれに告げにき
池の面(も)に蓮の枯葉が残りをり昔乗りしは胎児のわれか
輪廻の途上なのか、「家族」、「過去の人々」、「胎児のわれ」の輪郭は、みな朧げである。
読む程に、思考の大半は形而上学的な概念で占められてゆく。心情が波立つ一方で、半ばそれを楽しみ、侵蝕を許している自分がいた。
朝に無く夜(よ)にのみ見えし洋菓子屋 今も名のなき幼児のよすが
バスに乗り幼児の影が通ふ夜の池のほとりに光る病院
幾度か登場する「幼児」も、体温を感じさせぬ、霊の存在である。
星と夏互(かたみ)に言葉響きをり人語以外の祭さへ見き
漢文の返り点すべて消し去ればそのまま遠き砂漠の言語
異次元を、自在に行き来しつつ発せられる「言葉」や「言語」は、他ならぬ作者の声と重なる。
読む者への視線を感じさせる幾首かには、寺山の影響が垣間見えた。
硝子戸の外に眼窩の浮かぶ夜どんな供養をすべきだらうか
祭礼の見世物小屋は若葉陰 擬態の蛇はどこに潜むや
「反歌」で締め、あとがきに「この「物語」」と記されている。長編の詩のような旋律が、常に根底に流れていた由縁は、こうした意図からだと腑に落ちた。
作者と乗り合わせた、車輪の無い列車を下りると、太陽系第三惑星の北半球は春。
春さなか公転止めて星かをる千年前の風ももろとも
人類がおよそ男女に分かれける前の入江の夜静かなり
帯に込められた願い通り「萌芽」は外界へと旅立ち、別の大地に生きる者の心へ、確かに届くことだろう。
2022年03月04日(金)
PST2月23日4:00pm(JST2月24日9:00am )〜 Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加し、自身の最新英短歌連作を朗読致しました。 |
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皆様共作の短歌連作朗読もお聞きし、短歌を世界に広めるという私の長年の夢の実現を、目の当たりにした感動を頂きました。 短歌に親しんで下さいます皆様、本当にありがとうございます。このような困難な時代にあっても、どうぞその豊かな感性で、其々の世界を表現しつづけてください。 |
2022年02月24日(木)
PST 2月16日4pm (JST2月17日9am)~ Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加し、 Deborah P Kolodji氏とともに編みました新旧の、英短歌と英俳句連作の朗読パフォーマンスをお楽しみ頂きました。 三回目のワクチン接種副反応の後、液晶画面越しではあれ、皆様の国際的な詩歌の世界にふれることができ幸いでした。 |
2022年02月17日(木)