歌人 北久保まりこ
お知らせ
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Kathabela Wilson氏により、PST 12月26日4:00pm (JST 12月27日9:00am)〜急遽開催されたPoetry Zoom meeting に参加、14年前にオーストラリア、NSWに奉仕で植えたChristmasbushtreeに思いをはせる短歌を初披露させて頂いた。 私が"SAKI 咲希"と名付けたその苗木は丈高く健やかに育っているそうである。 |
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※クリスマスブッシュ はオーストラリアニューサウスウェールズ州固有種のクノニア科の樹木です。 Photo by Ms. Bevereley George. |
2021年12月27日(月)
英文詩歌誌 Eucalypt 2021年31号に私の短歌が掲載されました。
2021年12月24日(金)
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PST12月22日4:00pm(JST12月23日9:00am)〜Kathabela Wilson氏主催のWednesday Poetry Zoom Meeting に参加し、Deborah P Kolodji氏と編みました英短歌英俳句連作を共に朗読致しました。 |
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今回で20作目となりました私達の作品をお楽しみ頂き幸いでした。 |
2021年12月23日(木)
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PST12月21日7:30pm (JST12月22日12:30pm)〜Rick Lupart氏主催による朗読イベントCobalt Poets Readingに参加致しました。 今回は大親友の英俳人 Deborah P Kolodji 氏の特集で、とても内容の濃い時間を堪能させて頂きました。 また、彼女と私で編みましたクリスマスをテーマとした最新の英短歌と英俳句の連作 Tis the seasonを朗読する機会にも恵まれ幸いでした。 Rick Lupert様に心より御礼を申し上げます。 |
2021年12月22日(水)
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PST12月15日4:00pm(JST12月16日9:00am)〜Kathabela Wilson氏主催のWednesday Poetry Zoom Meeting。 今回は小旅行出発前の東京駅、新幹線ホームからという珍しい参加となりました。短時間ながら、懐かしい詩歌仲間の面々に新しい英語短歌朗読をお聞き頂くことが出来て幸いでした。 |
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いつも私の参加を温かく、また喜びをもって受け入れて下さいます皆様に心から感謝致します。 |
2021年12月16日(木)
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PST11月24日4:00pm〜(JST11月25日9:00am〜) Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加し、今朝詠みました最新作短歌を含む連作を朗読致しました。 コロナ禍で長らく自由な渡航ができぬなか、詩歌を通し互いに会話する機会を保つことができ、大変有り難く思っています。 *前半は快晴のテラスからと、後半は日差しを避けて和室からの画像です。 |
2021年11月25日(木)
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PST 11月17日4:00pm〜(JST 11月18日9:00am〜) Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加致し、新しい英短歌連作や自ら水盤に生けました花に関する短歌朗読をお楽しみ頂き幸いでした。 いつものように皆様の詩歌、音楽に触発され豊かなひとときをありがとうございました。 |
2021年11月18日(木)
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PDT11月3日4:00pm〜(JST11月4日8:00am〜) Kathabela Wilson氏主催によるWednesday Poetry Zoom Meetingに参加し、Deborah P Kolodji氏と共に編みました最新の英俳句&英短歌 連作Halloween Night を朗読致しました。 時節に相応しい作品が夫々の参加者から発表され、互いに触発しあう豊かな時間でした。 主催者のKathabela氏からご自身のFB アカウント上で、とても良い連作朗読だったと言って頂きました。 ありがとうございました。 |
2021年11月04日(木)
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PDT10月21日13 pm 〜(JST10月22日5am〜) Kathabela Wilson氏主催のThursday Poetry Zoom Meetingに参加致しました。 |
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2種類の波紋音を交え英短歌朗読をお楽しみ頂き、またRick Wilson氏による尺八演奏もお聞きでき、秋の早朝の豊かなひとときでした。 |
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皆様ありがとうございました。 |
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Kathabela Wilson氏から大変貴重なコメントを頂戴いたしました。ありがとうございます。 Mariko Kitakubo so graceful and musical caries hopefulness of the future, tanka words like a magical cure. (text & photo by Ms. Kathabela Wilson.) |
2021年10月22日(金)
三毛ちやんと呼びし誰かに救はれぬ濁流に呑まれたりし夏の日
先代の爪研ぎし跡のあるあたり和室のすみに落ち着きにけり
相伴にあづかれる幸 マヨネーズちよいとかかりし鰹のタタキ
爪切りが苦手なれどもその後のおやつ乙なり煮干しがかをる
叱りつつ皆笑ひたり父さまのグランド・ピアノの部屋に眠れば
このところ頻繁に聞く獣の名 巨体なるらしキンキュージタイ
病院とおんなじ臭ひ 耳慣れぬ人声響く廊下を恐る
大好きな姉さま乗せて走り去るサイレン憎し土砂降りの夜
天窓に銀砂となりてそそぐ月 主無き部屋ガランと広し
幾晩を経しやわが身も熱を帯び震へ止まざる身をまるめゐつ
時間とは如何なる流れ 懐かしき笑みをやうやくつくりし主
このまんま命果てても構はない この手の内がわたくしの家
十九年前、わが家にやって来た鯖白の猫に、ポレポレと名付けた。スワヒリ語で〈 ゆっくり 〉という意味である。彼女は、私に抱かれていれば上機嫌だ。宅配業者のお姉さんにも人懐こく擦り寄り、「ワンちゃんみたいな猫ですね。」とウケが良い。
個性豊かなペットに、飼い主の私はどんな風に映っているのだろう。猫の目で見る小宇宙を覗くと、思った以上に面白く、不覚にもどっぷりと嵌ってしまった。これが、〔猫による短歌で綴る物語〕が生れた経緯である。
さっきまでソファで寝ていた話題の主が、欠伸をして膝に乗って来ようとしている。これからも、名前の通り急がずに、与えられた時間を健やかに生きてほしい。
2021年10月19日(火)