お知らせ 国内外での朗読パフォーマンスを通じた表現活動を続けていきます。現代短歌 歌人 北久保まりこ

北久保まりこ プロフィール

北久保まりこ

東京都生まれ
東京都三鷹市在住
日本文藝家協会会員
日本PENクラブ会員
現代歌人協会会員
日本歌人クラブ会員
心の花会員
Tanka Society of America
Tan-Ku共同創始者
Tan-Ku Association President

和英短歌朗読15周年記念動画
新作英文短歌
Spoken World Live発表作品

北久保まりこ

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歌人  北久保まりこ
お知らせ

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PDT 9月24日4:00pm〜(JST 9月25日8:00am 〜) Kathabela Wilson氏主催によるFriday Poetry Zoom Meetingに参加し、和英短歌連作の朗読を致しました。
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一部は自作の旧連作、一部はKathbela 氏と交互に詠みました未発表の英短歌連作。久々にパーカッションも交えパフォーマンスをお楽しみ頂き幸いでした。

  

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2021年09月25日(土)

結社誌『心の花』9月号にテーマ「私の自慢」が掲載になりました。ご依頼賜りましたお陰で、長年ひっそりと仕舞われていましたひと品を思い出すことができました。ありがとうございました。

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『心の花』〈私の自慢〉2021九月号
  
「祖父の懐中時計」

北久保まりこ


 柳川出身の祖父は、 *伝習館中学で北原白秋と同級だった。早稲田大学では理工学部に進んだので、科・学部違いながら、こちらでもほぼ同時期に在学していたことになる。六十代で他界し、直に話す機会は無かったが、時折、彼の名を口にしては、その活躍ぶりに感心していたそうである。

 偉大な文人と、畑違いの祖父の不思議な縁を思うと、遺された懐中時計の重みが、手のひらにひんやりと心地良い。

 生前は、**徳山に創った会社と、東京の自宅を行き来する多忙な日々を送っていた。几帳面な性格で、約束には遅れなかったという。大切な学会や講演の時間を、この時計で確かめたことだろう。祖母と待ち合わせ、当時流行り始めた英国式のティータイムを楽しんだかもしれない。末娘の誕生を喜んだ時、出征する息子を、涙を堪えて見送った時など、人生の様々な局面で、このオメガはいつも祖父の傍らに在った。

 「よく今まで取って置かれましたね。貴重な品を預けて下さってありがとうございました。まだちゃんと動きますよ。」
分解掃除をしてくれた職人の言葉である。

覚まされし妙なる眠り 百年の記憶涼しき懐中時計 (二〇二一年六月四日 自作)

*現・県立伝習館高等学校。**現・周南市。

2021年09月04日(土)

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PDT9月3日4:00pm(JST 9月4日8:00am)〜、Kathabela Wilson氏主催のFriday Poetry Meetingに参加致し、短歌新連作を和英で朗読致しました。
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また、Deborah P Kolodji氏との共作、英短歌と俳句の新連作の朗読もお楽しみ頂きました。

Photo by Ms. Kathabela Wilson
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Susan Burch氏や、お懐かしい Amelia Fielden氏も参加され大変有意義な詩歌ミーティングの一時でした。心から感謝致します。

Photo by Ms. Kathabela Wilson

  

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2021年09月04日(土)

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PDT 8月31日7:30pm〜(JST 9月1日11:30am 〜) Rick Lupert氏主催によるCobalt Poets Reading に参加致しました。
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短時間ではありましたが、久しぶりに参加することができ幸いでした。
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今回は、 Deborah P Kolodji氏との共作、最新の英俳句と英短歌の連作「Lego Box」を共に朗読し、皆様にお楽しみ頂き、大変嬉しく思いました。

  

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2021年09月01日(水)

TSA(短歌ソサエティオブアメリカ)Ribbons 最新号 Spring/Summer 2021: Volume 17, Number 2のTanka SequencesとTanka Cafe Theme: Spring Loveに、私の作品が掲載されました。

こちらをクリックして掲載作品をご覧ください。

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2021年08月03日(火)

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PDT7月30日4時pm~(JST7月31日8時am~) Kathabela Wilson氏主催によるFriday Poetry Zoom Meetingに参加致しました。
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親友で優れた英俳人の Deborah P Kolodji 氏と共に編みました新連作を朗読し、皆様にお楽しみ頂きました。
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久々の参加で、皆様の詩歌作品にふれたり、 Rick Wilson氏の横笛演奏を堪能する一時にも恵まれ幸いでした。
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朗読の最後に波紋音の音色を加えて

  

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2021年07月31日(土)

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『うた新聞』7月号 第112号 読者自選一首のページに掲載されました。

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祭礼の土器出でたりし校庭にゆるりとのぼる縄文の月

2021年07月08日(木)

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PDT6月25日午後4時(JST6月26日午前8時) ~KathabelaWilson氏主催のFriday Poetry Zoom Meetingに参加し、Deborah P Kolodji 氏と共に編みました新連作を朗読致しました。
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今回の共作のきっかけとなりました2008年カリフォルニア、アシィロマー文化施設で撮られました懐かしい写真も、Deborah氏が共有してくださり、和やかなひとときでした。
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皆さまの作品にふれ、触発される有意義な時間をありがとうございました。

  

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2021年06月26日(土)

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文明の時間はるけしエジプトの栄華がかをるカイロの南
生と死を分けたるは誰 祝宴にすり替へられし王の杯
パピルスに記されざりし真実の背景として空をゆく船
王族に今もかしづく魂の気配あるらし棺のめぐり
十六の長女に王位継がれけり 蒼天を灼(や)く夏至の白日
ターコイズ、ラピスラズリを鏤めし冠戴く華奢な首筋
消えたりし乳母(めのと)のひとり肩口に女王と同じ痣を隠しつ
虚も実も懐く寂寞 すべらかに地中海へと大河は至る
運命神(レネネト)よ、一体いつから其処にゐる時の栄枯を見守りながら
五千年むかしの夏の星の声 大いなる墓にそそぐ厳か

 

2021年06月21日(月)

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PDT6月15日7:30pm (JST6月16日11:30am)~、 Rick Lupert氏主宰による朗読イベンドCobalt Poetsに参加、 Deborah P Kolodji氏と編みました最新の俳句短歌連作を和英で朗読致しました。

今回は大親友の Kathabela Wilson氏の特集で、彼女の旅をテーマとした詩歌朗読と、ご主人の Rick Wilson氏のOld fluteとの美しいコラボレーションを堪能できた素晴らしいひとときでした。
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豊かな時間をどうもありがとうございました。

  

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2021年06月16日(水)