歌人 北久保まりこ
お知らせ
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PDT10月15日5:00pm〜(JST10月16日9:00am〜)Kathabela Wilson氏主催のFriday Poetry Zoom Meetingに、滞在中の白馬五竜プチホテルASSAMさんから参加致しました。 |
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尾上宏氏は心の花のメンバーでもあり、奥様とも以前からお親しくさせて頂いておりました。この度の館内からのZoom参加も、快く受け入れてくださいましたご厚意を大変有り難く思っております。 |
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ミーティングでは、こちらでのパラグライダー体験を詠った新作英短歌の連作朗読をお楽しみ頂き光栄でした。 |
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2021年10月16日(土)
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PDT10月8日4:00pm〜(JST10月9日8:00am〜) Kathabela Wilson氏主催のFriday Poetry Zoom Meetingに参加致しました。 Deborah P Kolodji氏とともに編みました英俳句と英短歌連作、最新の3作品、"Autumn Ghosts","Leaving the Womb", "Traces "をパーカッションを交えて朗読致しました。 (photo by M. Kitakubo) |
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18作目の"Traces"は、私が撮りました大いなる指紋のような秋雲の画像から触発されて生まれたものです。 いずれ詩歌誌に発表されましたら、皆様にも公開したく存じます。 (Photo by Ms. Kathabela Wilson) |
2021年10月09日(土)
日本ペンクラブ会報特別号に、寄稿させて頂きました。
ご存命中、大変お世話になりましたドナルド・キーン先生への思いを綴った短歌連作です。
いりの舎『うた新聞』2019年4月号より
・昇りゆく天とはいづこ*乳の実のひとつも椀に探せぬゆふべ
(*銀杏の別称。父の枕詞)
・降りやまぬ星の夜にさす傘が欲し キーン先生旅立ちたまふ
・九十七の誕生祝ひのはずなりしシャトー・ムルソー お好きでしたね
・樽かをるブランデーに放たれて干し無花果に時間がもどる
・旧漢字まじる直筆 亡きあとも灯りつづける師のあたたかさ
2021年10月04日(月)
日本ペンクラブ会報特別号 『コロナウィルスとわたしたち』に昨年ご掲載頂きましたものです。
ながらみ書房『短歌往来』2020年9月号掲載の自作短歌より抜粋。
アルコール消毒に負け血が滲むわが生命線 しつかり生きろ
緑青色のマスクを呉れし小さき手 生き継がれたる命のゆくへ
恐らくは自然淘汰をされてゆくダーウィニズムの大河の滴
明滅の痕跡がやがてさらさるる我らの生きた時の地層に
神の視点いづこにありや宇宙(おほぞら)の彼方にひとつ青き迷ひ星
2021年10月04日(月)
大親友のDeborah氏がメイン出演者のインタビューRattlecast111がオンエアされました。
過去にニュージーランドの詩歌雑誌KOKAKOに掲載となった私との共連作Both Sides of The Oceanを、貴重な時間内に朗読してくださり、心から御礼申し上げます。
FBとYoutube配信され、大変光栄に存じました。
> Deborah氏のRattlecast111インタビュー動画はこちらからご覧になれます。
Both Sides of the Ocean
by Deborah P Kolodji & Mariko Kitakubo
tea for both
sides of the ocean
smiling moon (D)
sharing
time under
the big dipper ---
gente roundness
of our horizon (M)
was it only yesterday?
cherry blossoms lined
a graveyard (D)
chatting
on the terrace ...
our roses
under my sun
under your moon (M)
I look up
through bougainvillea
skies we once travelled (D)
clouds come
into my tea cup
and go out ...
do they drift
from mine to yours? (M)
2021年09月27日(月)
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PDT 9月24日4:00pm〜(JST 9月25日8:00am 〜) Kathabela Wilson氏主催によるFriday Poetry Zoom Meetingに参加し、和英短歌連作の朗読を致しました。 |
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一部は自作の旧連作、一部はKathbela 氏と交互に詠みました未発表の英短歌連作。久々にパーカッションも交えパフォーマンスをお楽しみ頂き幸いでした。 |
2021年09月25日(土)
結社誌『心の花』9月号にテーマ「私の自慢」が掲載になりました。ご依頼賜りましたお陰で、長年ひっそりと仕舞われていましたひと品を思い出すことができました。ありがとうございました。
『心の花』〈私の自慢〉2021九月号
「祖父の懐中時計」
北久保まりこ
柳川出身の祖父は、 *伝習館中学で北原白秋と同級だった。早稲田大学では理工学部に進んだので、科・学部違いながら、こちらでもほぼ同時期に在学していたことになる。六十代で他界し、直に話す機会は無かったが、時折、彼の名を口にしては、その活躍ぶりに感心していたそうである。
偉大な文人と、畑違いの祖父の不思議な縁を思うと、遺された懐中時計の重みが、手のひらにひんやりと心地良い。
生前は、**徳山に創った会社と、東京の自宅を行き来する多忙な日々を送っていた。几帳面な性格で、約束には遅れなかったという。大切な学会や講演の時間を、この時計で確かめたことだろう。祖母と待ち合わせ、当時流行り始めた英国式のティータイムを楽しんだかもしれない。末娘の誕生を喜んだ時、出征する息子を、涙を堪えて見送った時など、人生の様々な局面で、このオメガはいつも祖父の傍らに在った。
「よく今まで取って置かれましたね。貴重な品を預けて下さってありがとうございました。まだちゃんと動きますよ。」
分解掃除をしてくれた職人の言葉である。
覚まされし妙なる眠り 百年の記憶涼しき懐中時計 (二〇二一年六月四日 自作)
*現・県立伝習館高等学校。**現・周南市。
2021年09月04日(土)
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PDT9月3日4:00pm(JST 9月4日8:00am)〜、Kathabela Wilson氏主催のFriday Poetry Meetingに参加致し、短歌新連作を和英で朗読致しました。 |
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また、Deborah P Kolodji氏との共作、英短歌と俳句の新連作の朗読もお楽しみ頂きました。 Photo by Ms. Kathabela Wilson |
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Susan Burch氏や、お懐かしい Amelia Fielden氏も参加され大変有意義な詩歌ミーティングの一時でした。心から感謝致します。 Photo by Ms. Kathabela Wilson |
2021年09月04日(土)
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PDT 8月31日7:30pm〜(JST 9月1日11:30am 〜) Rick Lupert氏主催によるCobalt Poets Reading に参加致しました。 |
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短時間ではありましたが、久しぶりに参加することができ幸いでした。 |
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今回は、 Deborah P Kolodji氏との共作、最新の英俳句と英短歌の連作「Lego Box」を共に朗読し、皆様にお楽しみ頂き、大変嬉しく思いました。 |
2021年09月01日(水)
TSA(短歌ソサエティオブアメリカ)Ribbons 最新号 Spring/Summer 2021: Volume 17, Number 2のTanka SequencesとTanka Cafe Theme: Spring Loveに、私の作品が掲載されました。
2021年08月03日(火)