歌人 北久保まりこ
お知らせ
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4月24日、ECOLE JEAN GROUの5~6才児クラスで易しい和英短歌朗読の後、はばたく鶴の折り紙コーナーを開催しました! |
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生徒さんばかりでなく年少クラス担任の先生もお若く美しい方です。愛くるしい児童の画像は、昨年同様 校則上の理由から残念ながら掲載不可ですが、時限の終りには私がお教えした日本語の「大好き!」と互いに言い合ってお別れしました。 代わる代わる私にHUGしてくる姿は忘れ難い宝物となりました。 |
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昨日から朗読させて頂いていますMontrealの学校ECOLE JEAN GROUにて、お忙しい時間をぬって、校長先生や高学年担任の先生方とご一緒に撮影をお願いしました。 昨年はご挨拶できなかった校長先生に直にお目にかかり、感謝の気持ちをお伝えできて、大変嬉しく存じました。 |
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2019年04月24日(水)
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4月23日、Montrealにて詩人、翻訳家のFlavia Garcia氏が主催された朗読イベントにFeatured(主演者)3名のうちの一人として迎えて頂き、大変光栄でした。 |
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開会の挨拶をされるFlavia Garcia氏 |
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パフォーマンス後には、感動に涙しながら感想を述べられた方もありました。 |
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皆様からこうした大きな反響が得られましたことを励みとし、今後に繋げて参りたく存じます。 |
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仏語訳版を朗読されるFlavia Garcia氏とパーカッション演奏する北久保 |
2019年04月23日(火)
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4月23日、Montrealの小学校ECOLE JEAN GROU最高学年の11~12才の男女生徒40余名に、和英短歌朗読『平和への祈り』をお聞き頂きました。 |
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仏訳版朗読は教員の皆様にお願いしました。 国境の隔て無く若い世代に短歌に親しんで頂けて幸いでした。 |
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朗読後は折り紙で楽しむ時間を設けました。 皆さんにとって、日本文化にふれる珍しい一時をご経験頂けたのではないかと思います。 |
2019年04月23日(火)
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4月20日 親友宅のホームペーティで和英朗読いたしました。 (仏語訳朗読は Maria Fernando 氏 ) |
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こちらを含め今回のモントリオールでは、 小・中学校に於いてと、文学イベントでの 短歌紹介を目的とした和英短歌朗読(仏語訳付)計5回を予定いたしております。 |
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2019年04月20日(土)
カナダ モントリオールにて開催されます文学イベントに参加し短歌朗読を致します。少しでも多くの方に、短歌の韻律と奥深さをお伝え出来ましたら幸いです。
また、こちらの文学イベントの他に、小学校・中学校で若い方々にも短歌をご紹介する予定です。
2019年04月18日(木)
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SAKURA HAIKU FESTIVALの一環として、4月3日東京文化会館(上野)で開催された朗読イベントにて。 俳句のイベントにもかかわらず急遽朗読のご依頼をいただきました。大変光栄に思います。 |
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ご依頼から朗読までわずか4時間という北久保最短の準備時間ではありましたが、何とか皆様にご満足いただけるパフォーマンスをすることができました。 |
2019年04月05日(金)
いりの舎 『うた新聞』四月号 に 新作五首が掲載になりました。
昇りゆく天とはいづこ乳の実のひとつも椀に探せぬゆふべ
降りやまぬ星の夜にさす傘が欲し キーン先生旅立ちたまふ
九十七の誕生祝ひのはずなりしシャトー・ムルソー お好きでしたね
樽かをるブランデーに放たれて干し無花果に時間がもどる
旧漢字まじる直筆 亡きあとも灯りつづける師のあたたかさ
2019年04月05日(金)
先日、日本PENクラブ 環境委員会で赴いた福島の報告記事が脱原発社会を目指す文学者の会会報に掲載されました。
『フクシマ Fukushima』
北久保まりこ
八年を遡るごと北上すかつては賑はひたりし村村
もともとは田んぼでしたと指をさす野つ原、灌木、風花ひとつ
ひとひらの風花だけが生きてゐるあれから割れたまんまのガラス
高線量示せる値アライグマ出没注意のわきに灯りぬ
帰還困難解除されたり目に見えぬ悪神棲むや大熊町に
観る人の亡き桜咲き桜散る富岡町の夜の森公園
アンパンマン、機関車トーマス、原子力二歳の声は朗らかなりき
麗しき言の葉のみを遺したし金の産毛の光れる耳に
山の端をのぼる朝霧うつしみの婆も閑かに消えなましものを
お蜜柑とのぞみ号背負つて帰りゆく小さき足跡のこす雪道
福島へは、事故後の2012年に現代歌人協会員として訪れて以来だった。
バスが北上するにつれ、道端に表示されるオレンジ色の線量値が上がっていく。人間とは情けないものだ。初めは驚いて視ていた数字に段々と驚かなくなって、窓際に座っているもう一人の自分がいた。
野生動物への注意を呼び掛ける看板が目に入る。アライグマだ。何だか長閑な感じのその脇に、橙色がまた灯る。
「元々は田んぼだったんです。」指差された先は茫漠とした荒野だった。
富岡町の夜の森公園には、今でも春ごとに見事な桜が咲くそうである。観る人もいない桜が、泣くように風に散る姿を思ったら、私まで泣きたくなった。
これまで私は、年老いたら山の端を音もなく昇ってゆく朝霧のように、消えるように居なくなりたい、などと漠然と思っていた。しかし、子や孫にこんな環境を遺して逝くのは、あまりにも無責任である。
原民喜は、自死する前年(1950年)暮れに、詩「家なき子のクリスマス」の中で、愚かしい人類の行く末をすでに予見していた。
二歳になった孫が、覚えたての言葉を嬉しそうに言う。私達や親達の世代にも、こんな幼い頃があったのだ。
ただかつては、思い描く未来の地平に核の脅威は無かったはずだ。
会報の掲載ページ抜粋
2019年04月04日(木)
フリーペーパーWendyのウェブサイト『Wendy-Net』の『Women』セクションに、2018年2月に掲載された私の記事がアップされています。ぜひご覧ください。
Wendy-Net (https://www.wendy-net.com/)
(下の画像をクリックすると大きな画面でお読みになれます)
フリーペーパーWendy 2018年2月号掲載記事は、こちらからご覧になれます。
2019年03月25日(月)
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少し先の話になりますが、来る5月18日 法政大学大学院の人文科学研究科で日本語を学ぶ皆さんを対象とした和英短歌朗読とワークショップ『短歌にしたしむ』をさせていただく事になりました。 ご来場ご希望の方は当アドレスtanka@kitakubo.com までメールにてご連絡下さいませ。 |
2019年03月01日(金)