国内、海外で短歌の朗読パフォーマンス、表現活動を続けてます。他分野でのコラボレートも積極的に行います。現代短歌 歌人 北久保まりこ

北久保まりこ プロフィール

北久保まりこ

東京都生まれ
東京都三鷹市在住
日本文藝家協会会員
日本PENクラブ会員
現代歌人協会会員
日本歌人クラブ会員
心の花会員
Tanka Society of America
Tan-Ku共同創始者
Tan-Ku Association President

和英短歌朗読15周年記念動画
新作英文短歌
Spoken World Live発表作品

北久保まりこ

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歌人  北久保まりこ
朗読パフォーマンス

国外の活動について
コツコツと続けている

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8月4日、the Storrier Stearns Japanese Gardenで短歌を朗読しました。
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2016年08月05日(金)

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8月3日アメリカ パサディナでの水曜日詩歌会にて。
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2016年08月04日(木)

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8月2日アメリカ カリフォルニアにあるスーザン ドベイ氏のScenic Drive Gallery Monroviaで短歌を朗読しました。
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2016年08月03日(水)

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7月31日アメリカ ニューヨーク Poetry Festivalにて短歌を朗読しました。
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2016年08月01日(月)

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7月30日アメリカ ニューヨークのPoets Houseで短歌を朗読しました。

<Poets House>
https://www.poetshouse.org/

Literary Partners Program presents: Coast to Coast Poetry Press Collective Kray Hall

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2016年07月31日(日)

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7月28日木曜詩歌会にて。
私のパフォーマンスに対して大変素晴らしく魂のこもったお言葉を頂戴しました。

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2016年07月29日(金)

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7月27日アメリカ(CA)水曜日の詩歌会にて。
大好きな友人との『再会』です。
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2016年07月28日(木)

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7月26日アメリカ(CA)アルタデナのファースト プレズビテリアン教会で短歌を朗読いたしました。
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2016年07月27日(水)

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7月24日アメリカ(CA)ボルトンホール美術館にて、新しい歌集「INDGO」より短歌朗読と、私たちに短歌がもたらしてくれる癒しについてお話致しました。
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お招き下さいましたMaja Trochimczyk氏、短歌の連作を共に朗読してくださいましたKathabela Wilson氏、尺八のBGMを演奏して下さいましたRick Wilson氏に、心から御礼申し上げます。
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今回の主催 Maja Trochimczyk氏。
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今回のメインゲストFeature(前列中央の男性お二人)と、オープンマイクで朗読された方々です。北久保とKathabela Wilson氏Rick Wilson氏も今回の主催Maja Trochimczyk氏にゲストとしてお招き頂き大変光栄でした。

2016年07月26日(火)

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Kathabela Wilson(The secretary of The Tanka Society of America)氏によるスピーチ、「なぜ私が英文短歌をつくるのか」

Kathabela Wilson 氏は、2007年に私(北久保)が行った短歌朗読(カリフォルニア、パシフィックアジア美術館にて)にふれ、それまで知らなかった短歌に目覚め、作歌活動に入ったとして下さいました。
そして、短歌はまるで自分の心の故郷、母親のようだとも表現されました。

又、今回 彼女にとって初めての軽井沢滞在中に私と共に編んだ4首の連作「緑雨」を彼女と共に朗読することをご提案下さいました。

急な申し出ではありましたが、私にとりまして余りに光栄な彼女の思い付きに、抗う事より素直に応じる方が自然に思われ、僭越ながら登壇させていただきました。

生まれたての連作は以下の通りです。

「緑雨 The green rain」

新たなる命を得たり遠来の
友と立ちたる緑雨のうちに(まりこ)
finding
a new life
with my dear friend
from a long distance
in the green rain (Mariko)

双つ児が共にひらきし真心よ
公開の日の菖蒲園にて(Kathabela)
twins
in the iris garden
bloom together
eye to eye
opening day (Kathabela)

落葉松の薫る初夏私も
若木でありし昔もあらむ(まりこ)
scent
of Japanese larch
early summer--
long time ago maybe
I was a sapling too(Mariko)

濃緑の苔なりし我か恐らくは
古木に隠れ待っ幾世紀(Kathabela)
maybe
I was a deep green moss
hiding for centuries
on old trees
waiting (Kathabela)


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ごく一部ですが、聴衆席にいらっしゃった方が
動画を撮影してくださいました。


短歌ジャーナルメンバーによるスピーチ「なぜ私が英文短歌を作るのか」に対し「The Tanka Seeds」というタイトルでお話致しました。
四首朗読を含む内容は下記の通りです。

私の夢は、二か国語朗読を通し、世界中に短歌の魅力を紹介し、俳句のように国際的に有名にすることです。
お陰様でその活動が11年目を迎え、世界26都市、回は80回を越えました。
先々月はアフリカ・タンザニアの首都にあるドドマ大学で、来月はニューヨークで、9月はインド・プネで開催される俳句のイベントで短歌を紹介する予定です。
しかし、私としては、世界何百都市
何千回と回を重ねなければ、本当の意味での手応えは得られない と感じております。
作品の完成度を高めることを第一に、一生涯 精進して参りたく存じます。

広島と長崎の忌に挟まれて汗しむるなり採血のあと
bettween the date
of Hiroshima and Nagasaki,
my sweat seeps
into the small puncture hole
where they drew my blood

透明な碧をもつとも好みゐつ原子炉内に視らるるまでは
cobalt blue
was my favorite color...
until
I could see it
in atomic wast

永遠を信じたくなるアカシアの傍に親子の象を見し午後
I'd like to
believe in eternity...
one noon
beside the acacia tree
an elephant and the baby

国境を越ゆる心に藍澄めり 旅人のまま死なむと思ふ
pure indigo
settles down
in my heart
when I cross the border ...
I'd like to die as a wanderer


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今大会にアメリカからご出席下さいましたマリリン ・ヘーゼルトン氏(Ms. Marilyn Hazelton, the president of the Tanka Society of America)にご依頼頂きまして、同誌Facebookページに先月 掲載されました内容を、5日 大会夜のパーティ時に 英和で朗読致しました。

詳細は下記の通りです。

Tanka has the power to heal our broken heart.
That can help us from the helpless terrible situation.

I noticed that beside my Mother's bed in ICU Hospital. She was sleeping like a beautiful baby or a quiet Christmas Rose....
I kept writing tanka every day, every moment to keep myself during her last 17days.

cherry avenue
my late mother's favorite--
is there
another world?
petal drift

短歌には人の心の傷を癒す力があります。
それに気付いたのは、母の最期の17日間、ICUで過ごした時でした。
母はまるで美しい赤子のように、又は物言わぬクリスマスローズのように眠り続けていました。
私はその枕元で、毎日、毎秒、自分自身を保つために短歌を書き続けました。

吹き溜まるあの辺りから隠り世か
亡母の好みし桜の並木

2016年06月05日(日)