歌人 北久保まりこ
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『短歌研究年鑑2022』 総合年刊歌集「2022年の1万首」(2000歌人 X 5首)
短歌研究の『短歌研究年鑑2022』、総合年刊歌集「2022年の1万首」(2000歌人 X 5首)に掲載になりました。
大変有り難く光栄なことと受け止め、今後の作歌活動、表現活動の糧と致したく存じます。
・大好きな姉さま乗せて走り去るサイレン憎し土砂降りの夜
・天窓に銀砂となりてそそぐ月 主無き部屋ガランと広し
・幾晩を経しやわが身も熱を帯び震へ止まざる身をまるめゐつ
・時間とは如何なる流れ 懐かしき笑みをやうやくつくりし主
・このまんま命果てても構はない この手の内がわたくしの家
作品詳細は、ながらみ書房『短歌往来』2021年11月号にご依頼頂いた特集〈動物( ペット)を詠む〉より「わたくしの家 by the cat」中からの抜粋です。